愛そのもの

人は不安を抱えながら生きています。

なぜ人は不安や恐れを感じるのでしょうか?逆に、人はどういう時に安心を感じるのでしょうか?

現代社会を生きる中で、不安や恐れを感じる場面はたくさんありますね。

一方で、人が安心感を感じる時、それは、なんらかの愛情に触れているときではないでしょうか?

子供であれば両親の愛情によって安心感を得られるでしょうし、大人になっても、友情や、職場の仲間との一体感で安心を感じるものです。友情や一体感も形を変えた愛情の一つだと思います。もちろん、恋人や、自分の家族から得られる愛情によっても人は安心を得ているのです。

そして、愛情が足りなければ、人は愛を求めてさ迷い始めます。よく歌の歌詞にもなるフレーズですね。笑

人は愛に飢えた時、不安や恐れ、場合によっては怒りを感じながら、愛を求めてさ迷い出すのです。

しかし、そんな時、人は大切なことを忘れているのです。

それは、自分自身が愛そのものであるということです。

どういうことか?

では、子供は誰から愛を得ているのでしょうか?あなたが親であれば、あなたからです。

子供にとっては、あなたが愛の根源なのです。

先程、家族から愛情を得ていると書きましたが、あなたが親の場合、では、あなたは誰からの愛に満たされて、安心しているのでしょうか?

それは、子供やパートナーから反射した自分の愛を受け取って安心しているのです。

つまり、子供やパートナーは、自分が愛そのものであることを反射して教えてくれる存在なのです。

考えてみてください。もし、自分の周りに誰もいなければ、いくら自分が愛情をふりまいても、それを受け取ってくれる人はいませんし、自分自身の愛情に気づくことはできません。

受け取り手がいて、初めて、愛情は価値を持つのです。視点を変えれば、あなたの周りにいる人すべてが、あなたが愛そのものであることを、反射して教えてくれる存在とも言えるのです。

愛は、実は自分の外にあるのではなく、自分の内側にあるんですね。

それが分かっていれば、人は不安や恐れをほとんど感じなくなります。

自分自身が愛の根源であれば、何を恐れることがあるでしょう?

自分が愛そのものであれば、他人に愛情を分けることもできれば、その愛情で自分自身を満たすこともできるのです。

そう、自分を自分自身の愛で満たすことができるのです。そして、家族や、友人の存在があればよりパワフルにあなたは満たされていきます。彼らが、あなたの愛情を反射してあなたに返してくれるからです。

周り人たちは、自分の愛情を反射して見せてくれる存在。

他人がいて、初めて人は、本当の自分を垣間見ることができるのかもしれません。

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