人生のエアーポンプ

今日は結論から言いたいと思います。

もし自分の人生が水の入った水槽だとすると、人と会うことは、エアーポンプで水槽の中に空気を送り込むことに例えることができます。

もし、誰とも会わなかったら、人生の水槽に入っている水は徐々に淀んでいき、人生そのものが淀んでしまいます。

人と会うことで、その相手を通して、自分の内部にある様々なエネルギーを活性化することができ、それを、自分で感じることができるのです。それが健全な精神を保つことにつながるということです。

一方で、人は過剰な人間関係にも悩まされるものです。

あまりにも強力なエアーポンプは過呼吸を引き起こしてしまうかもしれませんし、自分に合わないエアーポンプを長時間使っていたら疲れてしまうでしょう。

だから、時として、これまでの古いエアーポンプを外すことで楽になることは多々あるのです。

ただ、原則として、人はなんらかのエアーポンプを付けておかないと、次第に人生の水が腐ってしまうという原理原則は知っておく必要があると思います。

つまりは、自分にとってちょうど良い人たちと、日々、会いながら生きていくことが、自分の人生を快適に過ごす重要な要素となるのです。

ブラックホール瞑想

瞑想には色々な方法があります。

そして今回、瞑想歴10年の僕が、試行錯誤の上にあみ出した、最強の瞑想方法を紹介したいと思います。その名も、

ブラックホール瞑想

かなり強力です。

この瞑想は、夜寝る前にベッドの中で行っても効果があります。もっと言えば、いつでも、どこでもできます。もちろん、通常の瞑想時にやってもオッケーです。

ではさっそく、最強の瞑想方法を伝授したいと思います。

まず、自分の心の中に、超強力なブラックホールをイメージします。

そして、心の中にあるブラックホールが、自分の心に浮かぶ、「イヤな出来事」、「イヤ感情」、「イヤな人」、「イヤな過去」、「イヤなもの全て」を片っ端から吸い込んでいくイメージをするのです。どんどん、ものすごい勢いでイヤなモノを吸い込んでいきます。

ちょうど、お掃除ロボットのルンバが、部屋中を動きながらゴミを吸い込む様に、ブラックホールも自分の心の中を隅から隅まで動きながら、イヤなものを全て吸い込んでいきます。

※イヤな出来事が心ではなく、頭に浮かぶ人は、頭の中をブラックホールが駆け巡るイメージをしましょう。

ブラックホールは出来るだけ大きく、強力なものをイメージするのが良いです。

もし、一度では吸いきれないほどのイナなモノが出てきたとしても、何度でも何度でも吸い込んでいきましょう。

ブラックホールは超強力ですので、吸えないものはありません。最終的には全てのイヤなモノを完全に吸い切って、心の中には静寂が訪れます。広大で神秘的な宇宙空間が無限に広がるのです。心は満たされ、とてもスッキリした、すがすがしい気持ちになります。

そして、イヤな感情が芽生えるたびに、このブラックホール瞑想を使って、全てのイヤなモノを闇に葬っていくのです。

気づけば、驚くほどの心の変化を味わうことができるでしょう。

最強のブラックホール瞑想、是非、お試しください。

肉食の象徴

バシャールが言っているように、僕達は必ずしも肉を食べなければ生きていけないわけではありません。むしろ、周波数が上がってくると肉を食べたいとすら思わなくなるとバシャールは語っています。

今回はその意味するところを掘り下げて、人が肉を食べるとういことが、社会的にどういう意味があるかとういことを分かりやすく説明したいと思います。

尚、以下の内容は、食肉を否定するものでは一切なく、あくまで考え方を提示してだけです。個人的にも肉はたくさん食べていますのであしからず。

例えば、犬は「素直さ・従順さ」の象徴として僕達の世界では認識されています。子供は「かわいらしさ」の象徴だったりします。猫は「自由気まま」なイメージでしょうか。イルカなら「知性と友情」の象徴かもしれません。最近では「歩くこと」が「健康」の象徴だったりもしますね。

このように、僕達の社会では、ある物事が、自分達の感情や習慣や人間性を分かりやすく例える象徴となっていることがあります。

では、「肉を食べる」という行為は、僕達のどのような人間性を象徴しているのでしょうか?

結論を言ってしまうと、肉食とは家畜文化の象徴であり、その対象は豚や牛だけでなく、人に対しても行われるということなのです。

僕達は肉を食べる為に、動物を家畜化します。しかし、実は人まで家畜化しているんですね。

例えば、会社では人を拘束し、彼等の時間や労力を搾取します。最近よく聞かれる「社畜」という言葉は、まさに的を得た造語なのです。この「社畜」行為は全世界で当たり前のように行われていますが、要するに人の家畜化なのです。

これにより、一握りの支配層が、その他大勢を支配するという社会システムができあがっています。

とりわけ、肉食が中心の西洋文化では、歴史的に人を奴隷化する傾向が強く見られますが、ある意味、肉食なので当然なのです。肉食こそが家畜的な社会システムを生み出す根源だからです。

そして、家畜化による肉食という行為そのものには、ある一定の周波数があります。その周波数が意味するところは「完全支配」なんですね。

そもそも動物を拘束して閉じ込め、食肉にするという行為は「支配そのもの」なんですね。だから、人は肉を食べれば食べるほど、その周波数に波長が合っていき、自分以外の他の存在を、どうやって支配しようかということを考えるようになります。もちろん、ヴィーガンで支配階級という人も存在しますが、社会全体の構造としては、家畜による肉食が、全世界社蓄システムの土台となっているのです。

戦後、世界に肉食分化が広がっていくと同時に、社蓄システムも広がっていきました。そんな社蓄ワールドの中で、僕達が考えていることはと言えば、

「どうすれば人より優位に立てるか?どうすれば出世できるか?どうすればお金持ちになれるか?」

そんなことばかりでしょう。完全に肉食の周波数に波長が合っています。

さらには、搾取する側に立った人間を褒め賞賛するという、考えてみればおかしな固定観念を脳内に創り上げて生きてきたのです。

しかし、2020年現在、少しずつ変化の兆しは見え初めています。ヴィーガン料理が注目されているのも社会が変化し始めている象徴の一つでしょう。また、日本でも「山奥ニート」なる新しい生活様式が話題になっていることも変化の兆しです。

そんな中、支配層は何を考えているかと言うと、

「この社蓄システムが、ずっと続いてほしい。」

そう願っているんですね。

当然ですが、支配層は、この状態を永遠に維持したいと思っており、社蓄が逃げてしまうのを恐れています。

「支配し続けたい支配層」と「自由になりたい社蓄」。

このせめぎ合いの行方はどうなると思いますか?

ここでポイントとなるのが、エネルギーとAIです。

支配層が、今、積極的に地球温暖化キャンペーンを行っていますが、これはなぜかと言うと、社蓄達にエネルギーを使ってはダメだということを信じこませる為なんですね。

なぜかと言うと、社蓄が独立して自由を手に入れるための必須条件として、第一にエネルギーが必要だからです。

車に乗るのも、スマホを見るにも、家電を使うにも、何をするにしてもエネルギーが必要ですね。だから、社蓄の自由を制限するためには、まずエネルギーの制限が必要なのです。

1990年代までは、化石燃料が枯渇するとキャンペーンしていたのですが、実は、莫大な量の化石燃料がまだまだ地中に眠っていることが世間にバレ始めた為、支配層はやり方を変えて、温暖化キャンペーンを実施中なのです。

しかし、支配層はあるミスをしています。

地球温暖化対策の一つとして、肉食をやめるべきだ、と訴え始めているのです。肉食こそが、社蓄文化と支配層の基盤であるにも関わらず、それに気づいていないというパラドックスが起こっているのです。

この先、支配層のキャンペーン効果で肉を食べない人が増えていくとしましょう。すると、中には自給自足的な生活でも良いと考える人たちが増えていきます。そういった人々は、自分達をしばりつけている社蓄システムからも少しずつ立ち去っていきます。次第にその流れは大きくなり、世界的な脱サラブームが訪れるでしょう。すぐにはそうならなくとも、多かれ少なかれ、個々人に肉食減少の変化が出始めると、世界全体で肉の消費量は減り、その結果、社蓄システムという、これまでの僕達の既成概念が崩れ始め、同時に、社会システムも崩れてゆくのです。

もっと言えば、ニコラテスラがかつて実用化したと言われている「フリーエネフギー」が復活し、もし世界中のだれでも電気を自由に利用できるようになれば、支配層はますます力を失うことになります。

そして、決定打となるのがAIの進化です。

AIが進化すれば、人間は働かなくても良くなります。食料の生産も、家電の生産も、介護も、掃除も、洗濯も、宅配も、運転も、全てAIがやってくれるようになるのです。

AIに仕事を奪われるという心配をする人もいますが、それは視点がおかしいのです。仕事が減るのではなく、AIが働く分、人間は働かなくてもよくなるのです。

フリーエネルギーが実現した上で、AIが進化したらどうでしょう。

そうです。今後、僕達の世界は、とんでもない進化をしてゆくのです。そして、人類が皆、自分のやりたいことをしながら生活をするという、新たな社会システムへと移行していくのです。

永遠の「フラット」

たとえば、お金持ちになっても、幸せになれるとは限りません。

なぜか?

それは、人生はどこまで行っても、心がフラットになるようにできているからです。一旦お金持ちになっても、気づけばそれが「当たり前」となり、次第に心はフラット化してゆきます。そして、間もなく、お金持ちであることに対する感動は消えてゆくのです。

最近、有名芸能人の自殺が相次いでいますが、結局、有名でも、お金があっても、容姿端麗でも、結婚していても、子供がいても、その人が幸せかどうかは、一般的な成功の尺度では計ることはできません。

一方、成功者の対極にいるのが、日本では、生活保護者と言われる人々でしょう。

実は、僕が所有しているアパートの一つでは、生活保護者の受け入れをしています。

生活保護者は、働かなくても毎月お金をもらうことができます。

家賃も支給されます(上限はありますが)。

医療費も無料。ガンの手術だってしてもらえます。

老後は実質無料で老人ホームに入ることができます。

僕はそんな彼等を見て、

「資産家のような生活だな。」

と思うことがよくあります。生活のレベルは違うかもしれませんが、何もしなくても毎月お金が入ってくるというシステムは資産家も生活保護者も同じです。また資産家の多くは質素倹約で、健康志向の人が多いことを考えれば、納豆や味噌汁など、生活保護者と食べている物もほとんど同じかもしれません。

もっと言えば、生活保護者の住まいのレベルはどんどん向上しています。空き家が増えている日本では、生活保護者も住まいを選べる時代なんですね。

お風呂は追い炊き機能付きのユニットバス。トイレには当たり前の様にウォシュレットが付いており、洗面台には最新式のシャンプードレッサー。床や壁も綺麗にリフォームされています。部屋も2DKほどの広さがあり、1人暮らしには十分です。条件は地域によっても差があると思いますが、僕のアパートがある、ごく普通の町ではそんな感じなのです。

華やかな世界で成功している芸能人と、その対極にいる生活保護者。どちらが幸せだと思いますか?

死ぬような思いで頑張っている芸能人は、社会的な成功をしているかもしれません。

一方で、生活保護者は、気楽な生活を満喫しているかもしれません。

そう考えると、何が成功なのか見えなくなりませんか?

このように、僕達現代人の視界が曇って本当の真実が何かが見えなくなってしまうのは、宇宙の法則から外れた、偽りの価値観に社会全体が支配されているからです。

でも、もし見えないとしても、ここまで述べてきたロジックを理解すれば、今回の謎は解けます。

つまり、それは、「フラットな状態を良しとすること」なのです。

なぜなら、人生はどこまで進んでも「フラット」だからです。

例え大金持ちになっても、一流の芸能人になっても、生活保護者になっても、同じ地球で生きている以上、全く同じルール「人生は結局、心がフラットになる」が適用されるのです。

大昔の人類は、今では考えられないくらいの過酷な生活をしていたわけですが、それでも彼等の心はやはりフラットだったのです。成功しても、過酷な環境下でも、人の心は状況に慣れ、フラットになるのです。そして、何かが足りないのだと錯覚するのも、どちらも同じなのです。

だからこそ、どんな状況であれフラットな状態を良しとすることが、迷宮を脱する光となるのです。

何も無いフラットな状態を良しとすること。

つまらないフラットな状態を良しとすること。

今ここにいる自分を良しとすること。

そして、そこからゆっくりと次の一歩を進み始めればよいのです。

社会的な地位や名誉は関係ありません。これを理解した人から、心穏やかな日々を歩みだせるのです。

現代では多くの人が、成功すれば幸せになると思い込み、突っ走っています。だからこそ、成功しても幸せになれないことが分かると失望してしまうのです。

でも、最初から心がフラットになる仕組みが分かっていれば、必要以上に自分を追い込む必要はなくなります。実はそうした方が、人生の視界が晴れ、本当に自分が進むべき道も見つけやすくなるのです。

フラットな心は人生が終わるまでずっと続きます。

だから、それを良しとするのです。

本当の人生とは、自分のフラットな心に咲いた、小さな草花を愛でながら歩んでいくことではないでしょうか。

そして、その小さな草や花は、あなたのすぐ近くにいてくれる人たちなのかもしれません。

「人間関係」は「自分関係」だった

自分にとって良い人、面白い人、愛すべき人、嫌いな人など、色々いると思います。

しかし、その人のことを認識しているのは、あくまで自分の脳であるという事実があります。

例えば、嫌いな人がいたとして、でもその「イヤな感じ」をクリエイトしているのは、あくまで自分の脳です。

逆に、愛すべき対象がいたとして、その「愛おしい気持ち」を創り出しているのも、あくまで自分の脳ということになります。

つまり、良い人の良いエネルギーも、悪い人の悪いエネルギーも、結局は、自分の中で作られていることになります。

様々な人に会った場合、会った人の数だけ様々なエネルギーパターンを脳内で創り出し、自分はそれを体感しているのです。それだけ、脳はクリエイティブにできているということです。

言い換えると、人はいつでも、どこでも、誰に会っていても、常に自分の創り出すエネルギーを体感していることになります。つまり、自分自身を体感していると言えるのです。

人生は自分自身を体感する構造になっていたのです。

一見、イヤな人に会ったら、イヤな気分になるのは、その人のせいだと思ってしまいますが、もし、自分の中に「イヤなエネルギー」を創り出す能力がなければ、「イヤな気持ち」は体験することができません。

だから、自分の心の中に浮かぶ全ての他人は、自分が作り出しているエネルギーパターンなのです。他人でありながら、自分自身のエネルギーパターンだということです。

そして、多くの場合、人は自分の中で勝手に創り出したエネルギーパターンに苦しんでいます。それが人類共通の課題、「人間関係」です。

しかし、人間関係の問題は、視点を変えて見ることで、大部分をコントロールできるようになるのです。

考えてみてください。イヤな人を想像して、イヤな気持ちになったとして、それは、自分一人でやっていることですよね?自分の中で勝手にイヤなエネルギーを創り出し、勝手にそれに苦しんでいるわけです。その間、相手はバカンスを楽しんでいるかもしれません。考えてみればバカげていますよね。

だから、もし自分の人生をうまくコントロールしたいと思うのであれば、自分の心に浮かぶ「イヤな人」が発するエネルギーを自分の中で変えてしまえば良いということになります。自分の中で発するエネルギーですから、自分で変えることは十分に可能なのです。むしろ慣れれば簡単です。

具体的には、イヤな人を想像して、自動的に感じる気持ちを、そのまま放置しておくのではなく、自分にとって都合の良い解釈を加えるのです。

例えば、

「あのイヤな人は、自分がこんなにイヤな気持ちを体感できることを教えてくれた。自分のクリエイティブの無限の可能性を教えてくれてありがとう。」

これも一つの解釈です。解釈を変えると、その人が発するエネルギーパターンが変わりはじめます。

ポイントは、すこし距離をとって、俯瞰的に見ること。そして、イヤな気持ちを感じてしまう自分を許し、同時に相手のことも許すことです。あとは、それを繰り返します。

すると、始めは時間がかかるかもしれませんが、次第に自分の中で感じる、相手のエネルギーパターンが変化していきます。そして、自分の中で相手のイメージが軟化していきますので、それも許していきます。

人間関係をうまくコントロールする方法は、相手をどうこうすることでなく、自分の脳が創り出すエネルギーパターンを変えるということなんですね。

人間関係では、相手に変わってもらいたいと思ってしまいがちですが、基本的に、相手は変わりません。しかし、相手に変わってほしいという期待を完全に捨てることで、相手が変わる可能性は最も大きくなりますので、それは覚えておいても良いと思います。

宇宙はそういう仕組みでできているようです。

「人間関係」は自分の内部のエネルギーをコントロールすることで解決できる、つまり、「自分関係」を解決することだったんですね。

以上、偉そうに話しましたが、僕自身は全く聖人君子でもなく、好きな人もいれば、嫌いな人もいますし、それらをぜんぶ含めて、ゆるーく、そして俗的に生きています。それで良いと思っているんですね。草

ただ、人間関係で大きな問題に直面した場合や、過去の人間関係から未だにイヤな感情が湧き出してしまう様な場合には、今日説明した方法を使って、自分の内面を癒していくと良いかと思います。

朝のストレッチと瞑想で頭が冴え渡る

心と体はつながっています。

心が健全であれば、体はよく動きます。

逆に、心が病んでいると、体は動かなくなってしまいます。

やっぱり、心と体はつながっているんですね。

ということは、心を最高の状態にするためには、体を整えるのが手っ取り早いということです。これは見落としがちなのですが、非常に重要なことだと思います。

繰り返しますと、体を整えることで、心を整えるのです。

僕の場合、体を無理なく整えるための方法として、ストレッチを取り入れています。

有酸素運動でも良いのですが、過度な有酸素運動は、かえって体に負担がかかることもありますので、自分の体と相談しながら行うのが良いかと思います。

最近は、瞑想やマインドフルネスが話題を呼ぶようになってきましたが、実は瞑想だけをやるよりも、ストレッチを組み合わせた方が、遥かに効果を実感できます。

そして、ストレッチと瞑想をやる時間帯ですが、一番オススメなのが、朝起きてからの1時間ほどの時間帯です。

人間の脳は、午前中が最も冴え渡ります。この冴え渡る状態をより強化するためには、朝起きて、まだボーっとしてる状態から少しずつストレッチを開始するんですね。30分から1時間ほどストレッチをやった後に、瞑想を15分ほど行うのがベスト。僕の場合はですが。

この一連の流れを行うと、体には心地よい充実感が感じられ、気持ちは前向きに、そして頭が冴え渡っていきます。

特に瞑想をしている最中は、仕事のアイデアが思いついたり、次にやってみたいことが見つかったりと、非常にクリエイティブになります。

クリエイティブはビジネスに直結します。

自営業や、会社を経営している人は、自分のアイデアが金銭に直結することをよく理解していると思うのですが、そういう意味では、ストレッチや瞑想を行っている時間は、最大の仕事をしているとも言えるのです。

無理をして、自分を追い込みながら仕事をするよりも、心と体を整えて、最高のアイデアで世の中に貢献する方が、自分の為にも、ビジネスの相手の為にも、また社会の為にもなると僕は考えています。まさに三方よしですね。

この午前中の冴え渡り状態をつくる為には、前日の睡眠も欠かせません。

睡眠については様々な意見がありますが、僕の場合はゴールデンタイムの22~2時にはしっかり寝ることが、とてもとても大切だと考えています。たまに夜更かしをしてしまうこともありますが、1時をすぎてから寝ると、明らかに翌日のパフォーマンスが落ちますね。

実は、僕は不眠症気味だったのですが、ある方法を取り入れることで改善しました。

それは、横になりながらバシャールを聞くことです。ゆったりとした音楽や、ラジオ、YouTubeでも良いと思うのですが、映像は目が覚めてしまうので音だけにします。できるだけ自分の好きなものを聞くのが良いと思います。また一晩中ずっと音を流しっぱなしだと、眠りが浅くなることもありますので、途中で止まるようにしておきます。

睡眠の入口はとても大切です。なぜかと言うと、この睡眠の入口で考えていることが、寝ている間、脳内をグルグル駆け回ることがよくあるからです。良い状態で睡眠に入れば朝まで気持ちよく眠れますが、ネガティブなことを考えながら寝てしまうと、一晩中、ネガティブな状態が頭を巡り、朝にはどっと疲れてしまいます。

また、不眠症の人に多いのですが、考えすぎて頭の中がグルグルしてしまい眠れなくなってしまうということがよくあるんですね。でも、そういう時はYouTubeなどに意識を集中して(映像は切ります)、一旦、自分の思考を停止するようにします。その隙に脳がリラックス状態となりますので、睡眠へ入りやすくなるんですね。

以上が、最高に冴え渡る状態を作る具体的な方法になります。あくまで僕の場合です。

人生というのは、「今」という状態がずっと続きます。

いつまで経っても「今」です。

だからこそ、その「今」をいかに充実した状態で過ごすかということが大切だと思います。

朝のストレッチ、瞑想、そして日中はバリバリ楽しく働いて、ゴールデンタイムにはしっかり寝る。

この流れですね。

メッセージは湖に落ちる滴(しずく)

人の心は常に波打っています。

良い時もあれば、悪い時もある。

楽しい時もあれば、憂鬱な時もある。

でも、その波が大きくなりすぎると、躁鬱(そううつ)病になってしまうと僕は考えています。

20代の頃に、猛烈な勢いで働いていた時期があるのですが、まさに、僕の心も大きく波打っていました。

「こんなんじゃダメだ!もっと働け、もっと結果を出せ!」

と自分を常に駆り立てていました。

その結果、どうなったかというと、1日の中でも、すごくハイテンションになって仕事がはかどる時間帯と、ドーンと落ち込んで何もしたくなくなる時間帯ができるようになったんですね。

まさに、これは躁鬱病の一歩手前です。

でも、心を常に一定の状態に保てるようになれば、ハイテンションになることも減りますが、落ち込むことも少なくなっていきます。これは、僕がサラリーマンを辞め、独立をしてから一番感じた自分の心の変化ですね。

平常心を取り戻すと、人は色々なことを感じやすくなります。

世の中の動きだったり、人の心だったり、自分の変化だったり、ひらめきや、何かのメッセージを受取りやすくなったり。

ちょうど、静まり返った湖に一滴のしずくが落ちると綺麗にその波紋が広がるように、平常心の心は、色々なメッセージをよりクリアに捉えることができます。

逆を考えると分かりやすいのですが、荒波の湖に一滴のしずくが落ちても、何も気づくことはできませんよね。

僕自身、成果を求めて猛烈に働いていた頃よりも、独立して平常心を取り戻してからの方が、断然、人生がうまく行っているという実感があります。心が荒れている時は、様々なメッセージに気づかないまま突っ走ってしまう為、結局、無駄な努力に終わってしまうことも多いんですね。

今振り返ると、自分を無理に駆り立てて行う仕事は、世の中の為になるどころか、むしろ害になっていることも多いとすら思います。だからこそ、自分の心の声に耳を傾けられる状態、つまり自然体と平常心で、小さな変化も敏感に察知しながら、自分なりの正しい状況判断をしつつ前に進む必要があると思います。

では、どうすれば平常心になれるかですよね。

それは、自分を責めない、駆り立てすぎない、無理をしすぎない。

そして、人を責めない、駆り立てすぎない、無理をさせない。

だと思います。

人にしたことは、基本、そのまま自分に返ってくると僕は考えています。なので、自分だけでなく、周りの人にも同様のことを心がけることが大切だと思います。

何事も、ある一方向に急激に力を加えると、その反動で、反対方向へリバウンドします。

だから、何もやる気が起きない人は、どこかで自分を責めたり、無理に自分を駆り立てていないかをチェックすると良いと思います。

もし、自分を責めている自分に気づいたならば、まず、自分を許すこと。

「自分を許します。」

言えない人もたくさんいるようですが、僕もある本に気づかされ、そこから再出発した派です。

もちろん、100%完璧な平常心は目指す必要はないと思いますし、そもそも無理だと思います。

地球にも四季があるように、心も本来は自然と緩やかな波を打つようにできているからです。

大切なことは、その心の変化を楽しみながら、毎日を進むこと。

そして、波が大きくなった時に上手に調整をしていくことだと思います。