バシャールが言っているように、僕達は必ずしも肉を食べなければ生きていけないわけではありません。むしろ、周波数が上がってくると肉を食べたいとすら思わなくなるとバシャールは語っています。
今回はその意味するところを掘り下げて、人が肉を食べるとういことが、社会的にどういう意味があるかとういことを分かりやすく説明したいと思います。
尚、以下の内容は、食肉を否定するものでは一切なく、あくまで考え方を提示してだけです。個人的にも肉はたくさん食べていますのであしからず。
例えば、犬は「素直さ・従順さ」の象徴として僕達の世界では認識されています。子供は「かわいらしさ」の象徴だったりします。猫は「自由気まま」なイメージでしょうか。イルカなら「知性と友情」の象徴かもしれません。最近では「歩くこと」が「健康」の象徴だったりもしますね。
このように、僕達の社会では、ある物事が、自分達の感情や習慣や人間性を分かりやすく例える象徴となっていることがあります。
では、「肉を食べる」という行為は、僕達のどのような人間性を象徴しているのでしょうか?
結論を言ってしまうと、肉食とは家畜文化の象徴であり、その対象は豚や牛だけでなく、人に対しても行われるということなのです。
僕達は肉を食べる為に、動物を家畜化します。しかし、実は人まで家畜化しているんですね。
例えば、会社では人を拘束し、彼等の時間や労力を搾取します。最近よく聞かれる「社畜」という言葉は、まさに的を得た造語なのです。この「社畜」行為は全世界で当たり前のように行われていますが、要するに人の家畜化なのです。
これにより、一握りの支配層が、その他大勢を支配するという社会システムができあがっています。
とりわけ、肉食が中心の西洋文化では、歴史的に人を奴隷化する傾向が強く見られますが、ある意味、肉食なので当然なのです。肉食こそが家畜的な社会システムを生み出す根源だからです。
そして、家畜化による肉食という行為そのものには、ある一定の周波数があります。その周波数が意味するところは「完全支配」なんですね。
そもそも動物を拘束して閉じ込め、食肉にするという行為は「支配そのもの」なんですね。だから、人は肉を食べれば食べるほど、その周波数に波長が合っていき、自分以外の他の存在を、どうやって支配しようかということを考えるようになります。もちろん、ヴィーガンで支配階級という人も存在しますが、社会全体の構造としては、家畜による肉食が、全世界社蓄システムの土台となっているのです。
戦後、世界に肉食分化が広がっていくと同時に、社蓄システムも広がっていきました。そんな社蓄ワールドの中で、僕達が考えていることはと言えば、
「どうすれば人より優位に立てるか?どうすれば出世できるか?どうすればお金持ちになれるか?」
そんなことばかりでしょう。完全に肉食の周波数に波長が合っています。
さらには、搾取する側に立った人間を褒め賞賛するという、考えてみればおかしな固定観念を脳内に創り上げて生きてきたのです。
しかし、2020年現在、少しずつ変化の兆しは見え初めています。ヴィーガン料理が注目されているのも社会が変化し始めている象徴の一つでしょう。また、日本でも「山奥ニート」なる新しい生活様式が話題になっていることも変化の兆しです。
そんな中、支配層は何を考えているかと言うと、
「この社蓄システムが、ずっと続いてほしい。」
そう願っているんですね。
当然ですが、支配層は、この状態を永遠に維持したいと思っており、社蓄が逃げてしまうのを恐れています。
「支配し続けたい支配層」と「自由になりたい社蓄」。
このせめぎ合いの行方はどうなると思いますか?
ここでポイントとなるのが、エネルギーとAIです。
支配層が、今、積極的に地球温暖化キャンペーンを行っていますが、これはなぜかと言うと、社蓄達にエネルギーを使ってはダメだということを信じこませる為なんですね。
なぜかと言うと、社蓄が独立して自由を手に入れるための必須条件として、第一にエネルギーが必要だからです。
車に乗るのも、スマホを見るにも、家電を使うにも、何をするにしてもエネルギーが必要ですね。だから、社蓄の自由を制限するためには、まずエネルギーの制限が必要なのです。
1990年代までは、化石燃料が枯渇するとキャンペーンしていたのですが、実は、莫大な量の化石燃料がまだまだ地中に眠っていることが世間にバレ始めた為、支配層はやり方を変えて、温暖化キャンペーンを実施中なのです。
しかし、支配層はあるミスをしています。
地球温暖化対策の一つとして、肉食をやめるべきだ、と訴え始めているのです。肉食こそが、社蓄文化と支配層の基盤であるにも関わらず、それに気づいていないというパラドックスが起こっているのです。
この先、支配層のキャンペーン効果で肉を食べない人が増えていくとしましょう。すると、中には自給自足的な生活でも良いと考える人たちが増えていきます。そういった人々は、自分達をしばりつけている社蓄システムからも少しずつ立ち去っていきます。次第にその流れは大きくなり、世界的な脱サラブームが訪れるでしょう。すぐにはそうならなくとも、多かれ少なかれ、個々人に肉食減少の変化が出始めると、世界全体で肉の消費量は減り、その結果、社蓄システムという、これまでの僕達の既成概念が崩れ始め、同時に、社会システムも崩れてゆくのです。
もっと言えば、ニコラテスラがかつて実用化したと言われている「フリーエネフギー」が復活し、もし世界中のだれでも電気を自由に利用できるようになれば、支配層はますます力を失うことになります。
そして、決定打となるのがAIの進化です。
AIが進化すれば、人間は働かなくても良くなります。食料の生産も、家電の生産も、介護も、掃除も、洗濯も、宅配も、運転も、全てAIがやってくれるようになるのです。
AIに仕事を奪われるという心配をする人もいますが、それは視点がおかしいのです。仕事が減るのではなく、AIが働く分、人間は働かなくてもよくなるのです。
フリーエネルギーが実現した上で、AIが進化したらどうでしょう。
そうです。今後、僕達の世界は、とんでもない進化をしてゆくのです。そして、人類が皆、自分のやりたいことをしながら生活をするという、新たな社会システムへと移行していくのです。